1984年に出版された神林長平のハードSF小説。
高度な人工知能を持つ戦術戦闘偵察機<雪風>とそのパイロット深井零の物語。
様々なものを愛し、ほとんどに裏切られ、多くを憎んだ。愛しの女にも去られ、彼は孤独だった。いまや心の支えはただそれのみ、物言わぬ、決して裏切ることのない精緻な機械、天翔ける妖精、シルフィード、雪風。
妖精の舞う空
情報戦に重点を置いたフェアリイ空軍の戦いは20年前に書かれたとは思えないほどの先見性があり、今読んでも十分に新しく感じられる。
2002年に改訂版の【戦闘妖精・雪風<改>】が出版された。
アニメ化されたときのタイトルは、【戦闘妖精雪風】(“・”が無い)
続編として「グッドラック戦闘妖精・雪風」「アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風」がある。
2013年、トム・クルーズ主演で、ハリウッド完全実写映画化が発表された。