ずっとずっとずっと がまんしてきた 自分のことならば、まだいい でもこれだけは、譲れない -お昼12時過ぎ- 先生から今晩、と危篤を告げられ 頭が真っ白になっていた私と長女 そして居座り続けていた義父母は 先生が話し出すと同時に 私たちの中に割り込んできて聞いていた。 一歩引いて静かに聞いている従兄とは真逆だ。 そして聞くだけ聞くと 「さ、お父さん帰ろ」と出ていく。 やっと帰ってくれる、と安堵したのもつかの間 「夜にまた来るからね!!!」 と玄関口で言われ、血の気が引いた。 はぁ⁉夜にまた来る? 冗談じゃない これ以上は、ムリ プッチーンと何かの糸が、切れた。 玄関口に行き、帰ろうとしている義…