前回は、もの忘れを除いて認知症になると出現しやすい症状①の項目前半にある「手の使いにくさ」についてご説明しました。 また「脳の可塑性」を活用すれば、年齢に関係なく認知機能を含めた身体全体の機能を維持・向上させることが十分可能であり、特に手や口をよく動かすことは、大脳皮質の運動野と感覚野の大部分を活動させることになるので非常に有効であるとお話ししました。 今回は①の項目後半にある「鏡像運動」についてお話しいたします。 ******************************************************************************************…