生 生きてること に とらわれ しがみついてるのだろう 生きていてよいのか とか 生 より はなれなくては とか… もの始末 終わらせられたならば きっと うごきだせる とか 暗示みたいに 不安 とじこめるみたいに こころに くりかえす てばなす… すてる… って 言いながら 突然 まったく 手が止まるなあ… シーちゃん なんのために うまれてきたのかなあ… って ここまで なんにも ひとつも できなかったのになあ って すべきことは せめては お家の もの始末 それは まちがってるかもしれなくても まったく うごけなくて 暗闇に泣いてた っていう そんな 真冬の 無為の時間も あったのだから…