八重桜が見ごろです 父が入院して以来、お見舞いに行けない代わりに、2日おきにハガキを書いては出しています。文面は特に込み入った内容と言うわけでもなく、わたしが撮った写真を印刷し、余白部分に桜が咲いただとか、散歩中に面白い場所を見つけた等の、日々の”よしなしごと”を書き添えることがほとんどです。 何故こんなにも頻繁にハガキを出しているのか?それはお見舞いに行けない代わりと言うこともありますが、自力で歩けない父にとっては、現在の活動範囲は病室とリハビリ室との往復のみ。つまり、どうしたって外的な視覚刺激が単調にならざるを得ないわけです。下半身の痺れはがん転移による脊髄損傷が原因ですが、つまるところそ…