バー、あるいは自宅でパイプ煙草を吸っていると驚かれることがあるが、私は普通に紙巻煙草も吸うし、何だったら、手巻煙草も吸うのである。 先に挙げた中で、たとえ世人の反対を受けても、どれを続けるかと問われたら、絶対にパイプである。一度に吸った時の満足感があるし、深夜、書斎で吸っていて、その煙の行き先を眺めているとほっこりしてくる。一回吸えば満足するし、毎日吸わなくても楽しめる。アロマのような効果もあって、部屋中にパイプ煙草の煙を満たして、眠りに就くと、よく眠れるような気がする。 既成のマシンメイドの紙巻煙草はそれなりに美味しい。パイプ党あるいはシガー党には、紙巻煙草の「紙」が臭いと訴えて、敬遠する人…