1990年代以降、日本企業の多くは効率性を重視し、中央研究所を縮小・廃止して商品化に近い開発に特化する動きを強めていました。そんな中、ようやく研究所を復活させる動きが出てきているようです。 東芝、33年ぶり総合研究所 復活の裏に「実用化なき研究」許さぬ予算改革:日経ビジネス電子版 この失われかけた「長期的な視点」を取り戻そうとする試みは、一見、日本のR&Dの復権への第一歩のように映ります。 しかし、「現代版・研究所」の多くに共通して導入されている、ある明確なキーワードに目が留まります。それが「実用化なき研究を許さないための規律」であり、研究の初期段階から事業部と出口(投資対効果)を擦り合わせる…