府中市 条例改正へ 府中市は現行の「手話の普及及び障害者の意思疎通の促進に関する条例」(手話条例)を見直し、基本理念で手話が「言語」であることを明確にする。市は災害時を含め、聴覚障害者が必要な情報を取得し、円滑な意思疎通を図るための措置を講じていく。 同条例は、聴覚障害者が不便や不安を感じることなく生活できる地域社会の実現などを目的に、2021年4月に多摩地域の26市で初めて施行された。 市障害者福祉課によると、来年11月には聴覚障害者のスポーツ大会「デフリンピック」が都内で開催され、同市はレスリングの競技会場となることが決まっている。市では、デフリンピックを契機に、聴覚障害者が手話を使いやす…