リンク 村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んでいます。 この本からは、村上さんの物事の捉え方や考え方が随所に垣間見えて、とても面白い。 その中で、特に心を掴まれた一節があります。 生まれつき才能に恵まれた小説家は、何をしなくても(あるいは何をしても)自由自在に小説を書くことができる。 (中略) しかし残念ながら僕はそういうタイプではない。 (中略) 小説を書くためには、体力を酷使し、時間と手間をかけなくてはならない。 作品を書こうとするたびに、いちいち新たに深い穴をあけていかなくてはならない。しかしそのような生活を長い歳月にわたって続けているうちに、新たな水脈を探り当…