今回は、このブログとしてはやや異色の話題となる。 ニュースなどで外国人の技能実習生について報道されることがある。 その話というのが、実習生を”労働力”として使っている事を、当然として、前提として報道しているのだ。私はとても違和感がある。 なぜなら、私がやはりセブ島の工場に駐在していた時の話になるが、現地で採用した従業員の中で、この先伸びそうな子の中からさらに選抜し「技能実習生」として日本の工場に長期出張させる事があった。これは新しい製品が入ってきたとき、また現地社員に指導者クラスの者が育っていない技術に関して年に数回は実施していた。 私が駐在していた2003〜7年の頃は、短期の場合はビザ不要だ…