長年、社会不適合者をやっていると、どこかしらで社会不適合者の友達ができる。誰にも言えない思いを、匿名でネット上に吐き出す。傷ついた体験や他者の無理解。自己嫌悪や自傷的衝動。そうして、他者の書き込みに、いいねを押したり、返信したり、フォローしたりする。同じような思いを抱えた誰かと近づいてゆく。 治らない「病み」は存在する。理由はどうであれ、医師にも、支援者にも、救えないものだ。「病み」を抱えたまま、社会に適合する術を覚えて、生きおおせながら、癒えない痛みは抱え続けている。その、苦痛と共に生きる感覚を共有できるのは、専門家ではなくて、同胞たる病み友だと思う。病み友との関係についての肯定的な側面を、…