医師たちは健康食品やサプリをどう見ているのか(イメージ) 小林製薬の「紅麹」の健康被害が拡大したことで、健康食品やサプリのリスクに注目が集まっている。 薬と同様に期待されるメリットとリスクがある健康食品やサプリだが、専門的な知識を持つ医師たちは、自身の身体や患者との向き合いのなかで、どう活用しているのか。 複数の医師たちに聞いた。 内科医の大橋博樹医師(多摩ファミリークリニック院長)が毎日欠かさず飲んでいるのは青汁だ。 「仕事が忙しくて昼食を食べられないことが多く、夕食だけでは1日に必要とされる350グラム以上の野菜を摂取できません。 野菜不足を補うため毎日せっせと青汁を飲んでいます」(大橋医…