「サステナビリティ」は、日本語の持続可能性ということだが、抽象的で、何か漠然としている。具体的な事象に当てはまれば、もう少しわかりやすくなるのかもしれない。 地球上に、ごみが溢れることになれば、人間ばかりでなく全ての生態系にとって、とても住みやすい環境とは言えない。無意識に捨てられていたモノで廃棄処分場が満杯になり、新たな埋立地を作り、またごみを捨て続ける。一方で、生活に必要なものは作り続けられ、また、新たなごみを発生させる。 消費が増え続ければ、新しいものを作るための材料が必要となる。農作物、森林、水産資源、天然資源等々。消費する量よりも資源が多く供給されなけば、新たな生産はできない。行き過…