【授業研究】杉江修治氏の『セレモニー』をより一般化(抽象化)してとらえると「本来の目的に照らし合わせて〈効果がないにも関わらずほぼ全員がやるべきことと了解しているプロセス〉」と表現できます。授業であれば「先生も生徒も」、会社等なら「上司も部下も」、〈やるべきことと了解している〉ので、「それをやることで目的を達成したかのような満足感を得る」ことになります。 子ども(児童・生徒・学生)は「授業中に黙ってその場にいれば」、〈授業を受けた〉と満足します。何かがわかったとか、行動が変わるほどのインパクトがなくても「先生に言われたとおりに動けたら(叱られなかったら)」、〈授業を受けた〉と満足します。会社で…