汚染物質や温室効果ガスの削減目標を上回った枠を売買できる制度のことであるが、実態はデリバティブまがいのインチキ指標でしかない。 汚染管理において、マネーゲームに狂った米国で導入された制度。規制的手法などと比べ、経済学的には非常に効率的削減が可能。
京都議定書では京都メカニズムとして例外的な運用が認められた。 EUでは、国境を越えた温室効果ガス排出権の取引市場がスタートし、世界的な排出権売買市場の登場を金融ゴロ達が期待している。
今日はEUの環境政策についてです.2023年4月25日に,Fit for 55に関する5つの政策が閣僚理事会で採択されました. 出所:https://ec.europa.eu/eurostat/cache/egd-statistics/ 目次 「Fit for 55」とは (1)排出量取引制度の目標を上積み (2)炭素国境調整メカニズム:CBAM (3)社会的気候変動基金 Fit for 55の影響は?
「じゃ、あなたが買えば?」投資勧誘の営業マンに問いただしたときに必ず返ってくる"共通の答え" お金のプロでも引っかかる投資詐欺の話術 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 【簡易要約】 投資勧誘の営業マンに「じゃ、あなたが買えば?」と聞いてみた 「買えるのなら買いたいのですが、社内規定で買えないのです」の一点張り さらに追い打ちをかけると「でも、この企業の○○は、~」と銘柄の有望性を語り流暢な切り返し 返答パターン 「社内規定で買えない」から銘柄の将来性、有望性の流れ 現実的な話には「守秘義務」の一点張り 中には、「販売枠が減るので申し訳ない」といった理由も いずれに…
2年まえのレジ袋の有料化に伴いエコバッグをリサーチしたことがあります。 www.three-wise-monkeys.comレジ袋の有料化は2020年7月1日からですが、それより10年以上まえの2007年に、エコバッグがブームになったことをどれだけの方が覚えていますでしょうか!?きっかけは有名ブランド「アニヤ・ハインドマーチ」がエコバックを販売したことです。テレビで発売初日に長蛇の列が出来ている様子が放映されました。 第一生命が毎年行っている「サラリーマン川柳」では、上位にーエコバック、集まりすぎて、ムダバックと皮肉られるほど、その当時、エコバッグが巷に溢れたのです。本気でレジ袋をやめてエコバ…
ヘッジファンド運用者に対する世間の印象は金の亡者というような、あまり良いものではないかもしれません(私はそうした見方に同意しませんが)。世間のこうした悪いイメージを変えるかもしれない記事を読みました。記事ではヘッジファンド運用者が環境をテーマにした投資会社を設立したことを紹介しています。その投資会社は排出量取引等において潜在的な価値がありそうな土地(自然が豊かな土地、湿地帯・河川・絶滅危惧種の生息地等)を購入して保全し、環境の観点で土地が十二分に再生した後に排出権の欲しい企業に高値で売却するで、利益を得ることを目指しているそうです。排出権取引について詳しくないため、この戦略がどのくらい良いのか…
善行が増えているのだろうか。企業がこれまでを改心し、「地球により良く」を目指して事業を再構築しているのではないかと思うような報道が多くなっていそうだ。 日産自動車と住友商事が、自治体の脱炭素の取り組みを連携して支援していくと発表した。 自治体向け脱炭素化支援パートナーシップの締結について 環境省が推進する「2050年ゼロカーボンシティ」を表明している自治体が490を超えた。一方、ゼロカーボンシティを実現していくには、自治体における計画策定、再生可能エネルギー導入・活用が重要となるが、それに関する知見・人員の不足が自治体の課題とされている。 (adsbygoogle = window.adsby…
COP26も前半戦が終了し昨日はお休みであったようで、これから始まる後半戦では、国際ルールで合意できるかが焦点といいます。CO2排出権取引の国際的なルール化が最大の課題のようです。 COP26 前半終了 国際ルール 合意できるかが後半の焦点に | COP26 | NHKニュース パリ協定6条のルールに合意することで、温室効果ガス排出削減の価値が見えることになり、技術を持つ企業にとってはビジネスの後押しとなる。一方で削減が容易ではない分野には、信頼できる削減量が提供されることになり、世界の気候変動対策を加速させることができる。(出所:NHK) 排出削減量に付加価値がつけば、それが動機になって、そ…
世界鉄鋼協会の最新のレポートによると、2020年の中国の粗鋼生産量は前年比7%増の10億6500万トンとなり、全世界の生産量に占める比率は56.7%に達したという。中国の増加分だけで他国の減少分の合計を上回ったという。 一方、世界の鉄鋼業界が向こう数年で最大700億ドルの資産評価損を迫られる可能性があるという。 ロイターによれば、脱炭素を理由にして、今後、石炭を使用する溶鉱炉は不要もしくは操業不可能となり、「座礁資産」となる可能性があるという。 jp.reuters.com 世界最大の鉄鋼生産国である中国を中心に、従来型高炉による生産能力約5000万トンの開発が進んでいる (出所:ロイター) …
知られざる排出権ビジネスの実態 本書は大手エンジニアリング会社の地球環境室で働く女性が主人公だ。日本でいうところの日揮や千代田化工をモチーフにしているのであろう。物語冒頭では海のものとも山のものとも分からない地球環境室であったが、物語が進むにつれ、排出権ビジネスの台頭が起こり、やがては会社を救う存在とまでなる。 排出権ビジネスという難解なテーマと小説としてのエンターテイメント性が見事に調和して描かれており、最後まで挫折することなく読み終えることができた。
EU地域では二酸化炭素排出量を目標値として企業などに細かく割り当て削減した企業がその削減量を取引所に商品として売りに出し、目標値未達成の企業が買うという排出権取引が始まっています。 排出権取引についてhttp://blogs.yahoo.co.jp/futoritaimon/48137496.html yaseta.hateblo.jp 日本では排出権取引は企業の国際間競争力を損なうだけで地球全体の二酸化炭素削減につながらないと訴えていましたが銀行や東京証券取引所は検討を始めているそうです。 7月の北海道洞爺湖サミットで報告される地球温暖化対策についての事前の会議「各国閣僚級の会合」が先日、千…
最近の統計では日本のGDPが2四半期連続でマイナス成長になり、日本経済が不況であることが確認された。不況は経済活動の衰退だから、それなら株安になるのが当然のはずだが、実際には日本の株価は上昇し、ついに史上最高値を更新して4万円台にまで達した。 また一方で、春闘の交渉では経営側からの「満額」回答が頻出し、賃上げブームが高まっている。マスコミ等では、これから賃上げ→購買力増加→消費増=景気回復→物価上昇 の好循環が始まると盛んに囃し立てている。果たして、そんなに上手く行く話なのか・・? 一つの疑問は、賃上げされているのは大手の上場企業正社員ばかりで、中小企業や非正規雇用の賃金も同様に上がるのか、不…
ここでは、新卒・第二新卒における女子の就活で役立つ「脱炭素経営による企業競争力」について、推奨本と文章で解説していきます。現代の新卒・第二新卒として就活する人たちの学生時代では、現在の40代から50代以降における学生時代と大きく異なります。 ESD(Education for Sustainable Development)などからSDGsについて、学校で学んでいる今の世代の就活生には、環境問題意識が高くもあり、社会貢献にもプラスの関心があるという統計データが出ています。今の世代の就活生は、SDGsの17項目についても、学校で教わった記憶がある人もいるはずです。女子就活生にとっては、企業選びも…
経済学者のハロルド・デムセッツが提唱した財産権に関する理論で、財産権の創設と明確化が、資源の過剰利用を防ぎ、資源の効率的な配分を促進するメカニズムとして機能するという点に焦点を当てたものです。 財産の分類についての理論で、'The Demsetz Theory'というものがあるそうです。どのような理論ですか? デムセッツがこの理論を提唱するに至る背景や社会的状況があれば教えてください。 元は経済学の理論なのですよね。数学的な説明もされていたりしたのですか? それでも、後の数学的枠組みでも形式化や検証がされるほど意義深いものだったのですね。 彼の理論を手がかりにした、現実における応用例などがあれ…
こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。 私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。 サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。 投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。 様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。 日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。 お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。 (function(b,c,f,g,a,d…
皇室とともに 気候変動は太陽が原因か? (youtube.com) これを見て、気候変動について子どもに教えるべきだ。 世の中の空気に支配されて偏った教育は間違い。様々なことを教えることになっているが、教えない教育は偏向教育であり無責任な教育になる。波風を恐れるな。楽しめ。 金儲けに使われる気候変動。排出権取引は辞めなければならない。日本は、CO2削減の卒業国だ。条約から脱退すべきだ。 シリーズ「脱炭素の正体をトコトン語る」①地球温暖化の科学 (youtube.com)
【テレビはこの映画の存在すら扱えない!安倍晋三映画『妖怪の孫』】安倍晋三祖父・岸信介は「A級戦犯処刑を免れ米国に拾われて出獄からわずか9年で首相に登り詰める」~日本はアメリカの要求を断らない!~ ■『妖怪の孫』古賀茂明氏による分かりやすい解説 本編映像解禁 映画情報サイト「CINEMA MACTORY シネマ・ファクトリ―」 2023.03.14 https://www.cinema-factory.jp/2023/03/14/17105/ ~~~ 日本アカデミー賞作品『新聞記者』や、官邸政治の闇を描いた『i-新聞記者ドキュメント-』など、世に訴える映画を手掛けてきたスターサンズと、邦画史上初…
※データ取得タイミングの都合上前々日のデータです。 2月のコロンボのインフレ率は前年同期比5.9%、5カ月ぶりに緩和(スリランカ) https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/03/16b01d13e5187e43.html 米NY州で、2024年選挙に向け連邦下院議会選挙の区割りを再編(米国) https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/03/63502084986f8a06.html EU、第13回WTO閣僚会議について一部成果は評価(世界、EU) https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/03/6…
今年の冬は暖冬かな?と思ったら急に寒くなって雪が降る異常気象だが、我々の活動が本当にこの変化に影響を与えているのかSDGsから考えてみた。 (今週の一枚)そろそろ春かまだ冬か(マーガレット🌸)
前回、脱炭素は科学的根拠がなく無意味であると述べたが、CO2温暖化説を無邪気に信じたのかどうか知らないが、「世界最小のCO2回収装置」とする「ひやっしー」の記事が、朝日新聞に載った(https://www.asahi.com/articles/ASRDH0F09RCWPLBJ003.html)。この記事には、山下誠・名大教授の的確な批判も載っているが、一方で「スゴイ!天才」「衝撃と歓喜!」と言った賞賛の声もあるらしい。私は、この記事を見た瞬間に吹き出した。 まさに、噴飯物と言うしかない。 むろん、山下教授の指摘が正しいが、手元には水酸化ナトリウム製造のCO2原単位などのデータがないので、経済計…
地球温暖化が叫ばれて何年になるのか? 思い起こせば90年代に京都議定書(COP3)があって、何年か前にパリ協定。とにかくCO2排出は悪というのが常識になってきていた。当時は何も疑問に感じていなかったが、コロナ以降様々な情報にアクセスする機会が増え疑問を感じるようになった。実際にCO2が温暖化に影響しているという根拠は乏しく、学者間でも論争となっている。 学者によっては地域的な氷河期だという意見もあるが、変化していることは感じられるだろう。長い地球の歴史で気候変動などは頻繁に繰り広げられることだろうし、その環境の変化に順応して生物は生きてきた。(もちろん絶滅したものもあるが) 短期的な視点では明…
最近、疑問に思っていることを書きたい。温室効果ガス、排出権取引、脱炭素、カーボンニュートラル、代替エネルギー、炭素会計・・・いろいろなタームが新聞や雑誌に並んでいるが、どうもそれらの使い方や関係性が理解できない。だから、自分なりに整理してみた。 ※ただ、この分野は全くの素人です。間違っているかもしれません。その前提でご覧ください。 どうも国連のSDGsが現在の最上位概念のような気がする?国連広報のページには次のように書いてあるが「気候変動の脅威に対応するために、気温上昇を抑制する一連の行動をみんなでしていきましょう」ということでいま世界は動いている? 2015年の9月25日-27日、ニューヨー…
こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。 私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。 サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。 投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。 様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.curren…
皇室とともに 国民は、政治の不正に対して呆れ、怒り、諦め気分 マスコミは、国民が幸せになるように国家国益を考えてどうするべきかを提案しない。次の総理は誰になるか、キックバックは誰がしたか認めるか。こんな話ばかり。 ピンチはチャンス その発想で考えるべきだ。国民も利益を求める同じ人だ。要は、中身の問題だ。金が無ければ生きられない、不自由になる。 どうチャンスに変えるのか? 君子は豹変する 総理ではなくても野党でも誰でもいい、下記のことを言いだせば国民は反応する。しなければそれまでのことだ。不幸へ突き進むだけだ。 ・消費税5年間廃止 ・株主資本主義廃止(段階的に行う) ・増税廃止、少子化対策廃止(…
世界のWeb 3.0市場は、2023年の4億米ドルから2030年には55億米ドルに成長すると予測され、予測期間中の年平均成長率は44.9%です。インターネットの次の段階であるWeb 3.0は、Web 2.0と比較して、より安全で、プライベートで、分散化されたオンライン体験を約束します。ブロックチェーン技術に支えられたこの進歩は、ユーザーのデータ保護を最優先し、個人による情報の管理を強化するとともに、脆弱な中央サーバーへの依存を低減します。さらに、Web 3.0は視点の転換を意味し、インターネットの可能性に対する先進的な見通しを奨励し、現在の能力を超越し、デジタルコンテンツやサービスとの関わり…
1 はじめに (ページ - 23) 1.1 研究目的 1.2 市場の定義 1.3 含まれるものと除外されるもの 1.3.1 炭素クレジット取引プラットフォーム市場、タイプ別 1.3.2 炭素クレジット取引プラットフォーム市場、システムタイプ別 1.3.3 炭素クレジット取引プラットフォーム市場、最終用途別 1.3.4 炭素クレジット取引プラットフォーム市場(地域別 1.4 市場範囲 1.4.1 炭素クレジット取引プラットフォーム市場の細分化 1.4.2 地域の範囲 1.4.3年 1.5通貨を考慮 1.6 リミット 1.7 利害関係者 2 研究方法 (ページ - 28) 2.1 調査データ 図1…