最近読んだ本に面白いことが書いてあった。 その本の作者は昔からよく中国に旅行に行ったらしいのだが、基本的に個人旅行で、たまに中国人向けの国内旅行に参加した。外国人向けのツアーだとお土産物屋さんをたらいまわしにされるので嫌になったそうだ。 中国人向けのツアーでのこと。ガイドが「このレストランで昼食をとります」と言っただけだと誰も作者のことなど気にもかけず、身振り手振りで悪戦苦闘しながら注文するしかなかった(中国語は喋れない)。 しかし「あなたたちはこのテーブルに座ってください」とグループ分けをした時には、見ず知らずの中国人が一生懸命作者の世話をしてくれたらしい。そしてその関係はツアー中ずっと続き…