コモン・レール式高圧燃料噴射システムの制御に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 (1)噴射圧力を高圧化することで液体の燃料が微粒化し,燃料の総表面積は大きくなり,周囲の吸入空気や熱とよく触れることで良い燃焼状態となり,PMの発生を低減できる。 (2)サプライ・ポンプ本体には,フェイス・カム,プランジャ及びスピル弁により構成されるフェイス・カム機構が採用され,従来の分配型インジェクション・ポンプのインナ・カム機構と比較すると超高圧化が可能となる。 (3)コモン・レールのレール部の燃料圧力は,レール圧センサにより計測され,エンジンECUにフィードバック信号として送られているため,常に…