バイク界隈には「排気量マウント」なる言葉があって、それはより大排気量の車種を所有している者が、そのことで優位に立とうとする行為をさすが、そのことに対して、確かにそういう行動をとる者がいるという意見もあれば、それは小排気量モデル所有者の被害妄想でしかないという意見もある。 それらのどちらに真実が存在するのかを調べる方法は知らないし、エビデンスを提示する気力もないが、有り余る可処分所得を、あるいはその大半をつぎ込んだであろう水平対向2気筒エンジンの大型アドベンチャーモデルから降りてきた中年男性が「コレなんシーシー」といって近づいいてくる絵面を想像するに、そこに「排気量マウント」の存在を想定しないで…