掛取萬歳

掛取萬歳

(アート)
かけとりまんざい

落語の演目の一つ。
年末によくかけられる演目として知られる。
「落語系圖」には初代林家蘭玉作と記載されている。その後2代目桂蘭玉が大きくアレンジし、現在の形に近い物になった。

あらすじ

大晦日に借金が払えない長屋の夫婦が掛取り(借金取り)を追い返すため、「相手の好きなことをやってごまかして追い返してしまおう」という策略を思いつく。
狂歌好きの大家には即興で次々と狂歌を詠み、ついには来春までの猶予を取りつけてしまう。次にやって来た喧嘩好きな魚屋には喧嘩腰で応酬し、あげくに払ってもない借金を払ったことにし、領収書を書かせてしまう。義太夫好きな大阪屋の旦那には、隣の寄席に出ているおばさんに三味線を弾いてもらい、義太夫を語ってペースに巻き込み撃退する。芝居好きの酒屋の番頭には、お囃子を入れて歌舞伎調のセリフ回しのやり取りで相手を乗せてお引き取り願い、最後に萬歳好きな三河屋の旦那には、三河萬歳の調子で「待っちゃろか、待っちゃろか、ずっといって1年か」期間は5年、50年とどんどん延び、「100万年も過ぎてのち、あ〜ら払います」というオチになる。

六代目三遊亭圓生 その4

六代目三遊亭圓生 その4

新着ブログ: 掛取萬歳