企業内でも業界内でも、あるいは社会全体としても、成長の基礎となっているのは人財で、適材適所にできるかどうかがカギになる。もちろん教育も重要だが、その知識や経験、意欲を活かせる職場でないと、個人も企業も不幸になる。したがってある程度の人材流動は必要なのだが、経済政策として雇用流動性をどうするかが議論になる。 雇用流動性と経済成長 - 梶浦敏範【公式】ブログ (hatenablog.jp) で紹介したように、移動できる人とできない人の二極化が進んでいる環境で流動性を増せば、さらに格差が広がるとの意見がある。現実に、生産性の高い分野から低い分野への移動の方が多いとの調査結果もある。つまり転職は年収を…