展示物はほぼすべて日本刀 板橋区立郷土資料館に行き、10月8日に始まった開館50周年記念特別展「接収刀剣―板橋に集いし赤羽刀―」を見ました。 赤羽刀とは、日本が第二次世界大戦に敗戦した後、連合軍に接収された刀剣類、中でも日本刀のことを指します。それらは東京都北区赤羽の米第八軍兵器補給廠に保管され、1947年に日本の旧所有者などに返還されました。今回の展示は、郷土資料館の開館50年を記念し、同館を含め各博物館に所蔵された赤羽刀を紹介するものです。 展示物は、ほぼすべて日本刀。いつもの企画展は、展示物が単一ではなく多岐にわたっている印象がありますが、今回は一種類の展示物で埋め尽くされていました。シ…