occultation
(天文学では)ある天体が観測者と他の天体の間を通過するために、その天体が隠される現象のことである。近いほうの天体が大きく見え、遠いほうの天体を完全に隠してしまう場合に使われる。逆に近い方の天体の見かけ上の大きさのほうがずっと小さい場合は、単に「通過」と呼ばれる。
使用用途としては、恒星が月に隠される現象を指すことが多い。星食とも。月以外でも、惑星などによって掩蔽は起こる。
また、日食は厳密には月が太陽を「食」している(ある天体が別の天体の影に入る)状態ではなく、「掩蔽」している状態である。一方で、月食は地球の影により月が「食」されている真の食である。
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