道元禅師の教えに、次のような一節が見える。 四仏の提婆達多、なほ阿鼻にあり。 60巻本系統『正法眼蔵』「三時業」巻 この「四仏の提婆達多」が阿鼻地獄にいるとしている。しかし、これが何を意味しているのか良く分からないとされている。瞎道本光の私見では、これは、「四仏」ではなくて、「四匹」であるともいうが、そうであっても、提婆達多は一応この世界には1人のはずで、「四仏」であっても、「四匹」であっても、良く分からないといえる。結局は、4人いたことになろう。 だとすると、この場合、むしろ「四仏」と理解した方が良さそうで、ここ四代の仏陀に、それぞれ提婆達多に相当する五逆罪を犯した者がいたという話になるよう…