一般財団法人神戸すまいまちづくり公社が運行する鋼索鉄道(ケーブルカー)。
もともとは、摩耶山忉利天上寺への参詣路線として開業した路線である。
摩耶ケーブル線と摩耶ロープウェーとを合わせて「まやビューライン夢散歩」という愛称がついている。
運行区間 | 摩耶ケーブル駅−虹の駅 |
営業キロ | 0.9km |
軌間 | 1,067mm |
駅数 | 2駅 |
傾斜勾長 | 905.256m |
最大高低差 | 312.435m |
最大径間長 | 627.2m |
最大勾配 | 546.5‰ |
最小勾配 | 208.3‰ |
1925年1月6日、摩耶鋼索鉄道が高尾(現・摩耶ケーブル) - 摩耶(現・虹)間を開業。
1938年7月5日、阪神大水害により8月4日まで運休。
1944年2月11日、戦時不要不急路線として高尾 - 摩耶間を運行休止。
1955年5月7日、高尾 - 摩耶間の運行再開。
1956年11月2日、開業前に取得していた高尾 - 麓間の路線免許を返上。
1967年7月9日、大水害により7月15日まで運休する。
1973年2月1日、高尾を「摩耶ケーブル下」に改称。
1975年10月29日、六甲越有馬鉄道と合併し六甲摩耶鉄道の路線となる。
1995年1月17日、阪神・淡路大震災で被災、長期運行休止。
2000年4月25日、摩耶ロープウェーを所有、運行する神戸市都市整備公社へ無償譲渡し、同公社の路線となる。
2001年3月17日、運行再開。摩耶ケーブル下を「摩耶ケーブル」、摩耶を「虹」(通称・「虹の駅」)と改称。