昔の暦には、 カレンダーには、日付や天文現象の予報以外、 日時の吉凶・禁忌などの迷信的な事柄が 多く書き込まれていました。 これを「暦注」(れきちゅう)と言います。 この「暦注」(れきちゅう)の中で、 六曜、七曜、十二直、二十八宿、 九星、暦注下段以外のものを総称して 「選日(撰日)」(せんじつ) または「雑注」と言います。 具体的には、一粒万倍日、不成就日、 八専、十方暮、天一天上、三隣亡、三伏、 大犯土・小犯土の8つです。 一粒万倍日 一粒の籾が万倍もの実を実らせるという大吉の日で、結婚、引越しには吉日。 何かを始めるにはとても良い日ですが、但しお金を借りたりすることは「凶」です。 不成就…