2022, 岡山県コロナ・コロナ・コロナ…(Covid-19, SARS-CoV-2) 第七波は容赦無くこの地方都市を静かに覆い、医療機関で働く我々にはかつてない厳しい状況になった。 しかし、街の喧騒は(さすがに感染者数の最高記録が5度ほど塗り替えられたあとは少し出足が鈍ったが)街の様子としては、あまり変わった感じはない。世界の様子をみても、経済のことを鑑みても、これはしょうがないよなあ、と僕も思う。 ただ、街の様子と医療の中の様子の空気感の著しい乖離は、おそらく医療の窮状を、社会が「共有」しない、ということ。 共有しなければ、共感もない。 市井の人は、受診できないとか、救急車を呼んでも行き先…