マリア・モンテッソーリ(Montessori, M.)とは モンテッソーリはイタリアの思想家・実践家です。彼女はイタリア初の女性精神医学博士でもありました。そして「子どもの家」を開設し、知的障害分野での実践を健常児に適用する実践を行いました。 モンテッソーリが注目したのは、興味のある対象に自発的に没頭する子どもの特性です。例えば、お絵かきに没頭するとずっと書いているような特性です。モンテッソーリはそうした現象を「集中現象」と名付けました。 集中現象は発達障害の子どもに良くみられる特徴でもあります。自閉症の子どもは家の中に閉じこもってひとつの作業を飽きずに続けていることも少なくありません。こうし…