どんな本 現役の公立小学校教師が、「接客業化」によって、機能不全に陥りかけている学校の実態を生々しく綴った一冊。教師たちのリアルな体験を紹介しつつ、教育の本来的な役割を問い直す! 感想 教師という職業の苦労には同情してもしつくせない。「この本に出てくる保護者は少数派」という巻末の補足に少し安堵を覚えつつも、日本の教育をダメにしているのは一体誰なのかと非常に考えさせられる一冊であった。そして、教育哲学者・和田修二先生の「価値観が多様化すると、エゴイズムが進む」の言葉が、教育のみならず今の世の中全体を見ても鳴りやまないほどに強く響いてくる。 表紙 教師という接客業 | 浩, 齋藤 |本 | 通販 …