「主体的・対話的で深い学び」「生きる力を育む」「多様な子どもたちを支える」 こうした言葉が、いまの学習指導要領には並んでいます。読み進めていくと、「思っていたより、悪くない」と感じる。むしろ、子どもたちの未来を見据えた理想がちゃんと書かれている、とすら思います。 けれど——実際の教育現場はどうでしょうか。 子どもたちは、「正解」を求められ、「静かに指示通りに動ける子」が評価される。授業は予定どおり進むことが最優先で、「わからない」「考えたい」という声は置き去りになりがち。校則は「理由のわからない決まりごと」として押しつけられ、道徳の授業ですら、「先生の正解」を当てにいくような空気がある。 理想…