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数独

(ゲーム)
すうどく

9×9の方眼状のマスを使い、同じ縦列・横列・3×3のブロック内に1から9までの数字を重複しないように埋めるという数字パズル。「数字は独身に限る」の略。しばしば「数字が一桁だから独身」と説明されるが、近頃の見解は「数字が重複しないから独身」である(ニコリ社の会員制ウェブサイトである月刊ニコリスト日々の雑記2005年10月25日付記事より)。とはいえペンパ本*1には一桁と書いてあったり微妙に錯綜している。
「数独」という名称はニコリ社の登録商標であり、日本では一般にはナンバープレイス(ナンバープレースナンプレ)という名称がよく使われる。最初に置かれたヒントとなる数字の数や位置によって難易度が変わってくる。

バリエーション

16×16や25×25のジャンボサイズもあり、この場合使う数字はそれぞれ1〜16・1〜25、ブロックの大きさは4×4・5×5。12×12というサイズもあり、この場合ブロックが3×4(4×3)の長方形になる。逆に、ブロックを2×3にして、全体を6×6としたやさしめの小さな問題もある。また「対角線上の9マスについても重複させない」という条件が加えられたり、複数の盤面に重なるブロックを用いて大きな問題を作ったりといったフェアリーも存在する。

歴史

もともとHoward Garns氏が考案し、アメリカの大手パズル出版社であるデル・マガジンズ社が1979年からNumber Placeとして売っていたものをニコリ創業者であり社長の鍜治真起氏が発掘し(月刊ニコリスト84年4月号が初出)、数独と名づけて日本に紹介したのが始まり。

2005年春ころから英国でSudokuとして大ブームとなり、その後一気に世界55カ国へ(2005年末現在)と広がった。2006年のOxford English Dictionaryに新語としての採用が決まっている。あまりの知名度の上昇に、本家本元のデル・マガジンズ社さえもSudokuの名を用いるようになった。

スイスの数学者レオンハルト・オイラーの研究で知られる「ラテン方陣(Latin Square)」に条件を加えたものであるため、オイラーが考案したパズルだとの誤解がよくある。

Flashによる説明:http://www.nikoli.co.jp/puzzles/1/

お試し問題:http://www.puzzle.jp/letsplay/play_sudoku-j.html

ウィキペディア(Wikipedia)による説明:

六角形の数独(SuDoku HEX!)の紹介
http://d.hatena.ne.jp/stelmos/20060924

ニコリ「数独」名品100選

ニコリ「数独」名品100選

*1:ニコリ社の出す単行本 http://www.nikoli.co.jp/storage/penpabon/

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