小さい頃、割と行動的だった私はよく怪我をする子どもだった。骨折とか捻挫とかそういうものではなく、膝を擦りむくとか青タンを作るとか、まぁその程度。 大人になってから、転ぶという災難にはとんとご無沙汰で、このまま静かに生活して行けば転ぶことはほぼないだろう。というか、62歳、骨粗鬆症予備軍、今後転んだらある意味厄介な事になるかも知れない。 一年前の話。 椎間板ヘルニアで手術、入院中だった夫は看護師に日に何度も 「痛みの程度はどれくらい?」 と尋ねられた。痛みなしの「0」からMAXは「10」迄11段階。そして夫の返事はいつも 「10!」 このシステム「0」はわかる。全く痛みがないのだから「0」だ。あ…