www.akinaihiroba.com 前回は母との思い出を綴った。 カップラーメンは、父との思い出の味だ。小さい頃の週に1度の贅沢。値段からするとそんなことないのだが、カップラーメンを食べさせてもらえるのが、土曜日の昼に限られていた。なぜ土曜日なのかというと、母は教員をしており、父はサラリーマンだった。母はカップラーメンを食べさせることが健康上よくないものと考えていたためだった。当時は土曜日に学校があり、僕は昼前に帰ってきていたが、母は出勤していた。そのため、父とコソコソとジャンクフードに勤しんでいたわけだ。男と男のお約束のような話だな。 隠れて食べるからうまいのか、それともカップ麺そのも…