十品詞分類表作成への足掛かり最終第三弾は「文節のはたらき」です。 一文節には必ずひとつ自立語が含まれると以前に解説しました。 文節内にある自立語には5つのはたらきがあるので、今回解説します。 まずは5つのはたらきをまとめて紹介しましょう。 1.主語になる 2.述語になる 3.修飾語になる 4.接続語になる 5.独立語になる では一つずつ解説していきましょう。 1.主語とは、動作や行為をする主体のこと。簡単に言うと、「だれが」「なにが」のこと。 【例】 ・彼が山田一夫さんです。の「彼が」 ・東京は日本の首都である。の「東京は」 2.述語とは、主語が表す人やものの行為・動作、状態の変化や性質などを…