「一首鑑賞」の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 165.ケータイで君と話せばくっきりと雨上がりのマンホールの蓋が (斉藤斎藤) 砂子屋書房「一首鑑賞」で永井祐が取り上げていました。 sunagoya.com これは歌集「渡辺のわたし」収録作のようです。この歌集持っているのですが、自力では目に留まらなかった。そういう歌があるので、誰かの鑑賞文を読むのがとても好きです。この歌の面白さにも自力では気付けなかった。 情景としては単純で、雨上がりの道を誰かと電話しながら歩いていて、目線が下の方にあって、ふと雨上がりのマンホールの蓋がくっきりと浮かび上がって見える。でも、それだ…