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斎場御嶽

(一般)
せーふぁうたき

斎場御嶽は、沖縄県南城市にある、琉球王国最高の聖地とされた施設の一つ。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成遺産に指定。
正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」。
琉球王国最高位の女神官である聞得大君の就任儀式「御新下り」が行われた格式の高い御嶽である。中央集権的な王権を信仰面、精神面から支える国家的な祭祀の場として重要な役割を果たしただけでなく、琉球の開閥神「アマミク」が創設した御嶽の一つといわれている。
御嶽の創設年は判然としていないが、記録などによると、15世紀前半には国王がこの御嶽に巡幸していたという。御嶽内は、様々な形状をした奇岩や樹林地となっており、神々しい雰囲気が醸し出していて、大庫理、寄満、三庫理、チョウノハナという拝所がある。これらの語源は明らかでないものの、大庫理、寄満、三庫理は同様の名称が首里城正殿内に存在することから、首里城、すなわち王権と深い関わりがあったことは明らかだという。
第二次世界大戦前までは、男子禁制であった聖地だが、現在では老若男女問わず、多くの人が参拝に訪れることができる。また、2007年7月1日より観覧が有料化された。

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