戦国大名。織田信長の岳父。長井新九郎規秀。 油売りから一代で戦国大名に成り上がった「下克上の代表」だと思われていた。
近年の研究では父、長井新左衛門尉が妙覚寺の僧から還俗して武将となり、美濃守護土岐氏の奉行にまで出世しており、道三はそこから美濃を手中にしたということになっている。
1556年、家督を譲った長男義龍と対立し、長良川の合戦で戦死。
岐阜市にある鶴山。 西からの眺め。 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で長良川の戦いが放送されてから6周年。 1556年(弘治2年)に起きた「長良川の戦い」 斎藤道三と息子・義龍による親子対決。 義龍よりも弟の孫四郎と喜平次を偏愛していた道三。 義龍は孫四郎と喜平次を殺してしまい不仲が頂点に。 現代語訳 信長公記 (新人物文庫) 作者:太田 牛一,中川 太古 KADOKAWA Amazon 信長公記に長良川の戦いの記載があります。 道三は肝をつぶすほどに仰天したが、すぐに法螺貝を吹かせて軍勢を集め、四方の町外れから火を付けて、町全体を焼き尽くし、稲葉山城をはだか城にしてしまった。次いで、奈賀良の川…
本願寺の強さのひとつに、信仰を軸にしたネットワークがある。特に初期のころは漁労民である「ワタリ」、塩木流し・筏流しなどに従事していた「タイシ」と呼ばれる、川のネットワークを駆使する人々が、河川を通じて各地に信仰を拡散していったことが分かっている。こうして国境を超えて広まっていった結果、各地に寺内町が形成され、領国を跨がる軍事力や経済力を持つことを可能にした。 これら寺内町であるが、地域において強力な勢力を保っていた。直下の寺領においては領主的存在であったし、門徒には流通・商工業者が多かったこともあり、その国におけるひとつの商業圏を確立することも珍しくなかった。 三河一向一揆の主役である「三河三…
2026年3月12日(木) 司馬遼太郎の「国盗り物語」を読了したので感想を。 本作の前半の主役、斎藤道三。出身は京都である。若き日は同地の日蓮宗の寺院で修行し、それに飽くと還俗して、油問屋の未亡人と懇意になって婿入りし、商人として成功を収める。その財力と才覚を生かして、美濃の守護大名・土岐氏の重臣となり、やがて下剋上して国主となる、まさに典型的な成り上がりの戦国大名である。
<生まれて初めての酒蔵訪問> 先日、生まれて初めて酒蔵さんの入り口をくぐりました。訪問先は岐阜県瑞浪市(みずなみし)にある「若葉」さん。中山道から少し外れたところに位置する「若葉」さんは、すでに創業300年を超える。近くに土岐川(ときがわ)が流れており、春ならば桜並木が一段と映える。 ちなみにこの「土岐」という名は、織田信長の義父、美濃のマムシこと斎藤道三に美濃国から追い出された土岐一族ゆかりの名です。 入口前にも酒樽がズラリ。樽の右脇、このくぐり戸のような入口も歴史を感じる。腰をかがめてお入りください。 この地域でよく知られているのは、酒蔵の名を冠した「若葉」シリーズ。 私も一本買いました。…
「美濃のマムシ」の異名で知られる戦国大名、斎藤道三。 油売りから美濃一国の主にのし上がったとされる下剋上の体現者であり、娘の帰蝶(濃姫)を織田信長に嫁がせたことでも有名です。 近年の研究では、父・長井新左衛門尉との「父子二代」による国盗りだったとする説が有力になっていますが、その野心と行動力は戦国時代を象徴する存在といえるでしょう。 大河ドラマでは、若き信長が描かれる際、物語序盤の緊張感を生み出す人物として欠かせない存在です。 そこで本記事では、斎藤道三が登場したすべての大河ドラマ作品を紹介! 演じた歴代俳優の一覧や、各作品での描かれ方をわかりやすく解説します! NHK大河ドラマで放送された斎…
1/4 (『豊臣兄弟!』/(c)NHK)(婦人公論.jp) NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合、日曜午後8時ほか)。 2月1日に放送された第五回「嘘から出た実」で、藤吉郎・小一郎たちは信長から鵜沼城主・大沢次郎左衛門の調略を命じられます。 このままでは鵜沼城に残った兄・藤吉郎の命が危ない。そこで小一郎が信長への口添えを頼んだ相手は… 大沢には篠というかいがいしい妻がいましたが、なぜかその姿をみておびえる視聴者が一部いたようで…。 *以下第五回のネタバレを含みます。 (『豊臣兄弟!』/(c)NHK) ◆<第五回のあらすじ> 小牧山城に拠点を移した信長(小栗旬)は、織田家中で御前試合を開く…
1月25日に開催された「鷺山市場遺跡発掘調査現場説明会」に参加しました。 2日連続の遺跡説明会。 しかも両方とも斎藤道三関連。 連続参加された方が多かったのでは。 奥に見える小さな山が鷺山(標高68m) 今回調査が行われたのは鷺山館入口付近。 長良川の大洪水があって枝広(現・長良公園)の守護所が大桑に移ったのが1535年(天文4年) 斎藤道三が稲葉山城(岐阜城)を築城したのが1539年(天文8年) 大桑城落城が1543年(天文12年) 鷺山館は道三がイケイケだった頃に築かれたと推定されます。 NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で斎藤道三を演じるのは磨赤鼠さん。 次週の予告映像見たら、肖像画の道三に…
岐阜のお菓子をいただきました。 姉からです。 「下剋上鮎」という奇抜なネーミング。 ローカルニュースでしばしば流れていたので、何となく知っていました。 「鮎菓子」といえば、求肥を焼皮で巻いた和菓子が岐阜名物です。 今回の品は、「鮎菓子」の老舗、玉井屋本舗が、満を持して発売した新製品。 明智光秀にヒントを得て開発した和菓子で、強敵を倒すパワーがさずかるとか(^^; 箱の中には、「下剋上鮎」4個と説明書が入っています。 裏に書かれたレトロな文句が面白い。 思いっきり、遊んでます(^.^) さて、肝心のお菓子はというと、 袋からは、鵜の尻尾を咥えた鮎が出てきました。 鮎が鵜をやっつける・・・・なるほ…
岐阜市北部にある鷺山(さぎやま) 標高68メートルの小さな山。 昔はもっと山の面積が大きかったそうです。 開発で山がガンガン削られ現在のような状態に。 お城が実際にどこにあったのかも不明。 1187年(文治3年)に佐竹秀義が初めて城を築いたとされます。 1519年(永正19年)に土岐頼芸が再び築城。 1552年(天文21年)頃、斎藤道三が頼芸を追放。 稲葉山城(岐阜城)を長男・義龍にゆずり道三は鷺山城で過ごしました。 2020年に放送されたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」でも登場しました。 地元の人でも詳しい歴史を知らない鷺山に光が当たるチャンスでした。 当時はコロナの第1波で駐車場もない。 歯…
今でも名作と誉れ高い大河ドラマ「国盗り物語」の中で、戦国時代、「美濃のまむし」斎藤道三が、「尾張のうつけ者」織田信長に、(もちろん政略結婚で)娘の濃姫を嫁がせる時、九寸五分の懐剣を渡してこう言った。 「もしものことがあったら、この短剣であのうつけを刺せ」 「父上、私はこれで、父上を刺すことになるかもしれません」 「(ワハハ) よく言った。それでこそわしの娘だ!」 道三(平幹二朗さん)、濃姫(松坂慶子さん)、信長(高橋英樹さん)という豪華キャストによる見応えのある作品で、このシーンのこの会話は小学生だった私にも、しっかりと印象に残ったものだ。特に、松坂慶子さんが、目をキラキラさせて、キッパリとこ…