斎部広成。 奈良・平安前期の官人。忌部氏が出自。生没年未詳。
祭祀が中臣氏(藤原氏)に集中していることの不当さを述べ、斎部氏の由緒を明らかにしようとした『古語拾遺』の撰者。『古語拾遺』を書いたとき、年は八十余りという。
物部氏の由緒を明らかにしようとした『先代旧事本紀』の撰述に影響を与えるという。
・806年(唐暦元和1.1.丁卯) 唐の憲宗,李純は「元和」と改元した。(『資治通鑑』) ・806年 3. 空海は長安を離れた。 ※空海の帰国の際に、多くの唐人たちが空海詩を贈った。鴻漸や赤少端の贈った詩は、日本出身の空海を神仙の地や徐福伝説と関連させたものだった(王勇ほか『日本にとって中国とは何か』)。 ・806年(和暦延暦25.3.17) 桓武天皇は崩御した。(『日本後紀』) ・806年(和暦延暦25.3.17) 八尺瓊勾玉と草薙剣が東宮に移され、安殿親王は践祚した(桓武天皇)。(『日本後紀』) ※これが「剣璽渡御の儀」の初見である。それまでは、天皇の崩御から新天皇の践祚までの間に政治的空…
千葉県匝瑳市宮本『熊野神社』。付近は宮下源太夫明政五王子末裔・宮本氏・西瑳氏の本貫地と思われる。 同上熊野神社と左は梵鐘の鐘倉庫。梵鐘に『下総国匝瑳南条熊野山若一王子御宝前突鐘』とある。 2024,12,15 前記事では『妹背』『稚』『若宮』『和歌』というのは、アメノオシホミミを残して早世したマゴコロ夫妻の暗示ではないか?と考察した。 さらに…ホツマツタヱ版アマテラス、男神アマテル(斎名ワカヒト)には、マゴコロタケルが投影されているのてはないかと述べた。今回はこのあたりの可能性を深掘りしてみよう。 それが麻賀多神社ワクムスビ(ワカムスビ)✕ワカヒルメ(ヒルコ)の二柱のコンビネーションとなる。日…
布良崎神社から富士山を拝む(鳥居の上にあります)。 安房神社の前殿説あり、千葉県館山市布良『布良崎神社』 2024,10,20 忌部氏とは?。通説タカミムスビ御子フトダマを祖神とする高貴なる家系。 しかし宮下文書で分析すると…、祖家フトダマ蘇我大伴系統と、皇弟タマノオヤ系統が混在していると言わざる得ない。また東国では祖家神とその末裔が多く、タケミナカタ・タケミカヅチ・フツヌシはもとより、なんと瀬織津姫命、稚日女命、丹生都姫命もその可能性が高い。 瀬織津姫命はフトダマの従姉妹???。丹生都姫命はフトダマの娘???(後述)。 〜忌部の正体?〜 ▲皇弟タマノオヤ系忌部 ▲左臣祖家フトダマ系忌部 △ワ…
御前崎。(静岡県御前崎市)。 南海・東海大地震が起きた場合、もっともダメージが懸念される原子力発電所である浜岡原発は、太平洋に突き出た静岡県御前崎にある。 この場所は、四国から近畿にかけての中央構造線を東に伸ばして、伊豆下田の伊古奈比咩命神社(白濱神社)、そして大島の波布比咩命神社を結ぶライン上にある。 不思議なことに、このライン上には、古代の巫だと思われる女神の聖域が、数多く並んでいる。 最も西が瀬戸内海の姫島で、比売語曽(ヒメコソ)神社が鎮座しており、阿加流比売(アカルヒメ)神を祀っている。この女神は、古事記では新羅王の子である天之日矛(あめのひぼこ)の妻となっているが、親の国へ帰ると言っ…