断髪=キャフェ勤め? 総力戦と断髪 断髪=キャフェ勤め? ある文芸評論家が、以前、獅子文六の断髪女中 (ちくま文庫)を「おもしれー女」の話だと評していました。 『断髪女中』は、日中戦争が始まった翌年(1938年/昭和13年)の短編で、主人公は若い女中です。彼女はマジメで有能なのに、なぜか(当時としては)攻めた髪型である「断髪」にこだわり、雇い主の夫婦をギョッとさせます。 「まさか、前はキャフェ勤めでもしていたんじゃないでしょうね。」と。 narasige.hatenablog.com 私はこの作品を、「おもしれー女」というよりも、「戦時向きの女」を描いた話として読んでいます。それはどういうこと…