任天堂より2012年3月22日に発売されたニンテンドー3DS専用3Dシューティングゲーム。
1986年12月にファミリーコンピュータ・ディスクシステムで発売された「光神話 パルテナの鏡」の続編。日本国内ではなんと25年ぶりのことである*1。
星のカービィシリーズや大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの生みの親として知られる桜井政博が率いる「プロジェクトソラ」が開発を手がけている。
パッケージには「新・光神話 パルテナの鏡」のソフトに専用ARカード、ニンテンドー3DS専用スタンドが同梱される。
主人公のピットが復活した女神メデューサに戦いを挑む。ピットは背中の羽根で空を飛ぶことはできないが、女神パルテナの「飛翔の奇跡」を受けて約5分間だけ飛翔できる。シングルプレイモードの各ステージは、空中戦で戦ったあと地上に降りて戦い、地上戦の最後に待ち構える強大なボスを撃破するという流れでゲームが進行する。
操作はスライドパッドでピットの移動、Lボタンで攻撃、タッチスクリーンでエイミングを行う。ニンテンドー3DS専用拡張スライドパッドに対応しており、移動を右側のスライドパッドで行うこともできる。
ピットは敵を倒すための“神器”、サポート能力の“奇跡”を装備できる。神器には「撃剣」「射爪」「神弓」など9種類あり、各カテゴリーごとに性能の異なる複数の神器が登場し、神器を一つだけ装備して戦場に出撃する。奇跡は「回復」「ジャンプ」「バテしらず」などピットをサポートする特殊能力で、複数の奇跡を組み合わせることができる。
マルチプレイではローカル通信、インターネット通信で最大6人での協力・対戦プレイを楽しめる。3対3のチームバトルを行う「天使の光臨」と自分以外の全員と戦う「バトルロイヤル」という2つの対戦ルールが用意されており、バトルが終了すると成績に応じてハートがもらえ、さらに神器や奇跡がもらえることもある。
「おドール」というキャラクターフィギュアのコレクション要素があり、ARカードを使った遊びも用意されている。
すれちがい通信およびいつの間に通信対応作品。
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*1:海外では1991年に第2作目となるゲームボーイ用ソフト「Kid Icarus: Of Myths and Monsters」が発売された。