あれやこれやがありまして 昨年の初夏、転がり落ちる様に岩本照さんのオタクになってから早くも1年が経とうとしている。 思い返せばこの約1年、色々なことがあった。 自担と出会って、就職が決まって、自担の舞台演出が発表されて、そうした内になんだか事務所がゴタついて。 それでもそんな中で10月、「少年たち」を初日に観劇しに行った。 凄い舞台だった。 従来の伝統を引き継ぎつつも、これまでとは全く別物の様で、それでいて本質はブレていない。 まさしく岩本照が創りあげた新たな「少年たち」だ。 几帳面に張り巡らせた伏線を一つずつ回収して寸分の狂いもない様に積み上げられた脚本は彼の生来の生真面目さが出ていたし、き…