「明治四十年代から大正初年に高等文官試験に合格し、昭和初年において政党の諸政に対する反発を抱きつつ国家革新の理念を共有した内務官僚を中心とした官僚群」
http://www.soc.hit-u.ac.jp/thesis/doctor/99/summary/won.html
http://www.soc.hit-u.ac.jp/thesis/doctor/99/exam/won.html
従来から求められていた「複数テクストの相互参照」(第4問-A)及び「歴史叙述者の視点」(第5問-A)を扱う設問がついに登場。まさに入試改革の最前線といえる設問で出題者の意欲が感じられる。全世界史教育関係者はいますぐ必ず解いた方がいい。第4問-Aは同じ遊牧民族を異なる二つの定住国家から捉える問題、第5問-Aは中国の時代区分論争の唐宋変革を扱うことで歴史認識とその根拠に踏み込む問題である。さらにこの第5問-Aは「複数回答」を前提としており自分が選んだ解答の根拠をロジカルに展開することが求められている。 第1問 挿絵・風刺画の読解 A 16世紀末 明の軍事技術書の挿絵 問1【1】オスマン帝国軍制 問…