松が明け、続いて「成人の日」も終わり、世の中はまた通常モードに戻ってゆく。コロナ禍は衰える気配を見せないが、昨年末から三年振りに行動制限が緩和された為、帰省や旅行した人の総数は前年度の約二倍になったそうだ。 かく言う私は昨年春以降、相次いだトラブルを引き摺ったのか、お節料理の予約期限をミスり、友人に頼んで買ってきて貰った年賀はがきには全く手がつかず、挙句に車を駐車する際、左前方を壁に擦る始末。 それでも大晦日は気を取り直して、例年通りダラダラと酒を飲みながら紅白歌合戦を視聴。次から次へと登場する見知らぬ若い出演者達を眺めては、もし今、自分が十代だったらあのような音楽を聴いているのだろうか、と考…