【やまさを彩る人々】シリーズ 長く続く店には、理由があります。派手な宣伝ではなく、毎日の積み重ね。一貫の寿司、一杯のお茶、そのすべてに“人”が宿っています。 暖簾の向こうに、変わらぬ仕事がある。新東鮨・赤尾憲治の寿司道 住宅街で長く愛され続ける老舗寿司店「新東鮨」。 名古屋市名東区。猪子石交番のほど近く、住宅街の一角に暖簾を掲げる老舗寿司店「新東鮨」。 扉を開けた瞬間、外の喧騒は静かに遠のく。代わりに広がるのは、酢飯のやわらかな香りと、出汁の湯気が立ちのぼる穏やかな空気だ。 カウンターを中心に11席。決して広くはない。だが、その距離感が心地いい。 そこには、“また来たくなる理由”が静かに流れて…