一条真也です。『U.W.F.最強の真実』宮戸優光著(講談社+α文庫)を読みました。ブログ『自伝大木金太郎』で紹介した本と同じ講談社+α文庫のプロレス本です。社会現象にまでなるほどの大ブームを起こした新生UWFは前田日明・髙田延彦・山崎一夫の「上三人」と中野巽耀・安生洋二、そして本書の著者である宮戸優光の「下三人」の二層構造でスタートしました。今年2月に刊行された『私説UWF 中野巽耀自伝』(辰巳出版)の内容に対して、宮戸氏が名誉棄損で中野氏と版元を告訴したというニュースを知りました。四半世紀ぶりに中野vs宮戸のセメント対決が法廷で実現するかもしれません。それで、両者の言い分に興味を持ったわたし…