日光道中粕壁宿の標柱⑧ 重要文化財 五海道其外延絵図 日光道 巻第2部分 東京国立博物館所蔵 新町橋は、江戸時代には大橋と呼ばれ、古利根川に架かる唯一の橋であった。長さ一六間(約二九メートル)、 横幅三間(約五メートル)の板橋で、高覧が付いていた。架け替えにあたっては、幕府が費用を負担し、往来を妨げないように仮橋が架けられた。新町橋の上流には、上喜蔵河岸と呼ばれた船着場があり、石垣の一部が現存している。江戸時代、粕壁宿では共同で河岸を利用し、古利根川の水量が多い六月中旬~八月中旬(旧暦)には、小型の高瀬船などで米や生活物資を運搬した。 上の右側の写真に警官が写っているのが分かるだろうか? 自分…