八切史観による書物を初めて読みました。独自な歴史観で、教科書に書かれているように歴史を理解している人には若干抵抗があるかも知れません。しかし、教科書も、定説とされているものを選んでいますが、その定説も覆されることがないとは言えません。柔軟に理解していることの方が大切かも知れません。 八切さんは決して源義経がジンギスカンだったとは言っていません。その部分、心配された方、ご安心を。戦前、戦中になされた情報操作などにはむしろ批判的です。 ではありますが、珍説、奇説とされかねないことも多く書かれています。軽い調子で書かれていて、どちらかというと定説を信奉していて、考え方が膠着している人たちへの警鐘のよ…