今回の温泉は2010年に訪れた福島県福島市の一軒宿「微温湯(ぬるゆ)温泉 旅館二階堂」です。 「旅館二階堂」は磐梯朝日国立公園吾妻小富士の標高約920mのところにあり、冬は雪深い場所にあるため、4月下旬~11月下旬までの期間限定の営業になっています。 微温湯(ぬるゆ)温泉の歴史 言い伝えによると、「微温湯温泉」は江戸時代、享保年間(1716~1735年)頃に存在が知られていましたが、山深い場所にあることから、利用する人は稀だったそうです。 高湯温泉HPより 「旅館二階堂」は享保3年(1803年)に初代が桜本村(現福島市)から譲り受け、湯治者を受け入れたことから始まります。幕末明治(1868年頃…