日日の50

五島軒は函館の地で1879年に創業し、140年以上の歴史を有する隠れもない老舗洋食店です。略90年後の1968年2月12日に、大塚食品がレトルトパウチされたカレールウ「ボンカレー」を発売しました。ために、毎年2月12日は「レトルトカレーの日」だそうです。 「五島軒の函館カレー」中辛を戴きました。久し振りです。北海道の豚肉と野菜を使った優しい味わい。筆頭図抜けてはいないし垢抜けもしていないけれど、代わりになるものはない。時時無性に食べたくなる微弱な中毒性。函館を訪っても、五島軒のカレーは戴かない。食べるならスープカレーか「元祖印度カレー 小いけ」。ふうふにとって「函館カレー」は家で手軽に、函館を…

仏蘭西製の「BIC オレンジEGボールペン」は、誰もが目にしたことがある或は手にした方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。非常に簡易な結構と無駄のない意匠を持ち、世界で一番売れたボールペン「オレンジビック」。残念ながら2021年に廃番、販売終了となってしまいました。 書き味も良く、何とも潔い体裁でありながら、決して安普請に落ちない。寧ろ使い手の愛着を惹起するのは何故でしょうか。だんなの軽い脳味噌では上手く説明できません。伊丹十三の「女たちよ！」が解説に適任だと思いますので、一節引いてみます。 フランスに「クリケット」というガス・ライターがある。日本でも百五十円くらいで売っている。この…

「良いものだから取っておきなさい」と謂われて父から貰った萬年筆で、母の年賀欠礼状を書く。インクは寺西化学工業のメランコリックブルー。暁闇の色だ。道具は申し分ないけれど、病がために震える手では、随分と落ちた筆になってしまった。羞じ入り、申し訳ないと頭を下げて赦しを乞う。父にも母にも。

D-DRIVE 運転する E-ENRICH 価値を高める E-ENJOY 楽しむ C-COMFORT 心地良くする これら4つの要素を掛け合わせ生まれた、ドライビングサングラスブランド、DEEC。 ブランドコンセプトは「ドライブにでかけたくなるサングラス」です。 日本製眼鏡枠の約95％を生産する福井県。世界で初めてチタン製の眼鏡枠を開発したのは同県の福井・鯖江だそうです。DEECの部品は一貫して鯖江で生産され組み立てが行われています。チタンフレームは軽く繊細ながら堅牢と謂う二律背反を見事に克服し、開閉には適度な手応えがあり心地良い。偏光レンズは雑光や乱反射を防ぎ、紫外線も除去。ために、運転時に…

小さいノートパソコンの様にも見えますが、鍵盤を実装した携帯電話です。オペレーティングシステムはAndroid。携帯電話としての機能や使い勝手は十人並みですが、抑、電話としては使っていません。本機の価値は唯一、打感が良く、小さすぎず、タッチタイプも余裕で受け付ける鍵盤が組み込まれていること。COSMO COMMUNICATORを無二の筆記具たらしめている真因です。 移動中や、外出先でブログの更新をしたり、ネットを渉猟するのに大変重宝しています。後継機種に世代交代し、現在は購うことは叶いません。機能とそれに従う形態にも重畳していますので、稼働してくれる限り使い続けようと思います。

百貨店などで調理済み惣菜を提供しているアール・エフ・ワンの逸品「蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ」。デリカテッセンの思惑通り病み付きになってしまいまして、一時はほぼ週一で購めていました。もとよりパクチーが好物で、蒸し鶏や種種の木の実との組合わせの妙。加うるに、サラダソースの「ピリ辛中華」が層一層身を窶す結構となった美味しさ。購う毎に「一番大きな器に入るだけ」と謂って註文していたところ、いつとはなく専用の器が手当てされる様になりました。最小単位100個程度で調達していると推察され、残りはあとどのくらいかしらん。 まあ、だんなの場合は阿呆の鳥好き貧乏の木好き。当面飽きることは無さそうです。 寫眞へ…