常識とは英語の“common sense”の訳語として明治時代に定着したものである。 それまでは主に「心得」という言葉に近い意味を表す言葉と使用されていた。 江戸時代までは封建的な価値観が徹底していた武士階級とそれらの価値観が一部しか浸透せず、独自の共同体的価値観の影響を受けた農民階級、町人階級とでは「心得」は大きく異なっていた。 一般に「日本の常識」というものの輪郭が形成されるのは、法治国家としての体制が整備され、義務教育が普及する明治中期以降のことである。
本日の写真は全てフランスBMF-TVの 画面の撮影です。 1月24日夕刻 テレビでニュースチャンネルをつけたらら いきなり刺激的な映像が 眼に飛び込んできた。 薄暗くなりかかっている街角に 紅蓮の炎が上がっている。 タイトルには 「目標にされたアジャンの県庁」 とある。 よく聞いてみると 仏南西部「ラングドック・ルシヨン」地方の首邑 アジャンの県庁を 近郊の農家のデモ隊が「襲撃目標」にしたらしい。 EUの酪農政策に合わせて環境基準を変更する際の 高負担を酪農家に押し付けて 補償を惜しむ政府に不満を募らせた酪農家たちが 堆肥(家畜小屋の糞尿の混じった敷藁)と そこから回収される汚水とを アジャン…
日本では普通に使っているようなポーズや手指を使ったサインなどでも海外では違う意味に捉えられて、とんでもないハプニングに繋がることがあります。 シャレにならないような勘違いが起きてくるので注意が必要です。 次のような手指を使ったサインには特に気を付けましょう! 親指を立てる ピースサインをする 人差し指と親指で丸をつくるOKサイン 手招き 手のひらを相手に見せる 日常生活では結構使用しているサインではないでしょうか?! 1.親指を立てる 日本では「Good Job!!」ぐらいの良い意味で使われるサインですね! 時に「男」「夫」「父親」などを意味する場合もありますね。 「Good!」「グー!」「い…
日本の常識について在日外国人は難しいと言うことが多々ある。 日本と海外の常識は大きく違い、ここが外国人が困惑するポイントである。 例えば、外国人は映画館では面白いと思ったところでは笑うし、大声を出すものの、他方で日本人は映画館では静かにするという暗黙の了解のもと、面白いシーンであっても大声で笑うことはない。 さらに日本人には暗黙の了解、以心伝心、本音と建前、おもてなし、「もったいない」という日本ならではの特徴がある。 それらが日本固有の特色であり、海外から美徳とされることも多い。海外では「おしん」なんかもヒットしたというようなこともあった。 この日本ならではの特色は一長一短であり、世界で注目さ…
日本はちゃんと靴をぬいで家に上がります。 小さいときから当然のようにそのようにしてきましたが、アメリカでそのまま上がることに留学中もかなり抵抗がありました。 ニューヨークで住んだ頃も、どうしても靴のままは嫌で、玄関先で靴をぬいでスリッパで過ごしていました。 スリッパは捨てて帰ればいいので、帰りの荷物にもなりませんでしたね。 このコロナ渦という影響も多少あるかもしれませんが、若干世界の認識が変わってきているように感じます。 ↑ 海外のお宅は素敵な家でも靴で上がっちゃうことも多いですよね 文化的なものも大きく、同じヨーロッパでも国に寄ってかなり違っています。 知らないで恥ずかしい思いをしちゃうこと…
先月末にバンコクから帰って来た嫁の身内(2番目の弟)が義父の家でゆっくり過ごしている。働く様子はない。また。兵役を免れた息子も直ぐ働く気配はない。嫁もゆっくりすれば良いと言う。日本人の私からすると?と思う。 折角、働くリズムが出てきたのに勿体ない気がする。国柄の違いなのだろうか。あまり将来の事は考えていないように思える。これから数ヶ月のんびりするのだろうか?義父はいつも朝早くからゴミを焼いたり何かしている。 また、「働く」 =「稼ぐ」ではない。どちらかと言うと「働く」=「家の用事をする」の方が多い気がする。特に女性が当てはまる。男はハンモックで寝ている方が多い。田舎だからそうなのかもしれない。…
はいさーい。 ちょっと沖縄行ってきたからその話しようかね! このブログで旅行記を書くのは初めてだけど、カテゴリとしては 見えない世界の歩き方 カテゴリーの記事一覧 - ものがたりを解釈する としておこう。 沖縄はスピリチュアル界隈でも人気のスポットだし。 美ら海水族館とか観光地も抑えつつ、メインは聖地といわれる島に行くことだったのだ。 そこは久高島という。 沖縄で聖地とかパワスポというと、斎場御嶽(せーふぁうたき)が有名だが、 その御嶽の巨石を潜った先に海を臨む場があり、 ニライカナイ(常世・神世)としてウートート(礼拝)する先にある島、それが久高島だという。 ここね。斎場御嶽から海を見た先の…
画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『推しの殺人』 遠藤 かたる (著) 宝島社文庫 大阪発のアイドル『ベイビー⭐︎スターライト』は結成から四年を迎え、様々な問題を抱えていた。苛立ちを彼女らにぶつける社長、グループ内での人気格差、恋人から殴られているセンター…。そんな彼女たちにさらなる問題が襲いかかる。…
画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『菊花ちらし 木挽町芝居茶屋事件帖』 篠 綾子 (著) ハルキ文庫 のイラストブックレビューです。 芝居茶屋かささぎに下総から江戸へ遊びに来たという、美人のお菊とぼうっとした大男が店にやってきた。そこへ店にいた久作と名乗る男がお菊に化粧水を買わないか、と声をかける。そ…
「ソンポヒーロー」『ウルトラマンブレーザー』第22話2023年12月16日放送(第22話)脚本 足木淳一郎監督 中川和博 冷凍怪獣ギガス身長 40m体重 1万5千t日本アルプスでレッドキングと戦闘中に宇宙から何かが迫っている事を感じる。その後、松本市に現れるがレッドキングとは主従関係みたいなのが出来上がっていた。冷凍光線で一度はアースガロンとブレーザーを凍結させるが最後はアースガロンとブレーザー・ファードランアーマーの同時攻撃を受けて倒された。 どくろ怪獣レッドキング(二代目)身長 45m体重 2万t過去に小笠原諸島の多々利島に出現した個体と特徴が一致していたので「二代目」と呼称される事となっ…
雑食というのでしょうか。ひとつのテーマを深掘りして読みあさる、というのではなく、そのとき気になったものを雑多に読んでいます。 とか言うと読書家みたいだけどめっそうもなく、本なんぞ一冊も読みません、という層の次くらいなレベルです。 ひとつのテーマを深掘り、というのにあこがれるけど、すぐに飽きて次を手に取ってしまいます。愛と忍耐が、たりない。 「宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう」高水 裕一 宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう (ブルーバックス) 作者:高水 裕一 講談社 Amazon 日本を一歩出ると、日本の常識は通用しない。よく言われる話ですが、…
歴史的株高で盛り上がる日本だが、冷静に考えて自分たちの生活水準が上がっているようには思えません。給料は相変わらず上がらないのに、物価はガンガン上がっていきます。 日経平均株価が一時4万円を突破するなど株高が話題ですが、これは一時的な現象だと私は思っています。 世界中の人と話していても、一般経済は傷んでいます。特に中流より下の人たちの生活が苦しくなっています。カナダでも家賃が高騰し、アメリカでもインフレによるホームレスが増加しています。 一方で中国の景気後退も顕著です。バブルが弾け、不動産が売れなくなり、経済がスローダウンしています。日本もそれにより、間接的に中国と取引していたような建築資材メー…
日本の常識、それは海外の非常識という例を紹介したいと思います。 日本の少年サッカーの指導風景でよくあるのが、いわゆる〝コーンドリブル〟をひたすら反復するというものです。それにより、ボールタッチの感覚や技術が身につき、彼らは「ドリブラー」と呼ばれる選手たちになっていきます。 しかし、本来サッカーは一人でプレーするものではありません。一人の個人技に特化した指導が、周りとの関係性を うまく利用しながら進めるサッカーというスポーツにおいて、どれだけ有効なのか疑問を持たざるを得ません。 「ドリブラー」と評される選手のサポートをしようとしても、いつこちらにパスが来るのかわからないのです。「今か?」と思って…
*ブログ開始初日から、いしかわゆきさん著「書く習慣」にある、『「書く習慣」1ヶ月チャレンジ』(1ヶ月連続投稿チャレンジ!)に取り組んでみています。 今日のテーマは、自分があまり賛成できない常識。う~ん、これも、即答できませんでしたね。郷に入っては郷に従っちゃう人間なので… 笑 あえて挙げるなら、日本の常識では、電車やバスなどの公共交通機関の中では、基本的に電話で通話しない、しても小声で遠慮がちにするっていうのが常識というか、暗黙の了解としてありますよね。 これは個人的には、そんな大声を出すのでなければ、あまり気にしなくていいのではと考えています。 もう10年以上も前の話ですが、3年ほどシンガポ…
いつも話題のジャンルが跳ぶが、少子化について調べていて意外なことが分かった。女性の初婚年齢と初産年齢を比較したデータがあった。つまり、最初に結婚した年齢と最初の子を産んだ年齢。ヨーロッパ諸国では先に出産して、その後で結婚するのが普通らしい。 データによれば、日本では結婚して1年ちょっとで最初の子供ができている。一方、ヨーロッパ諸国では出産の数年後に結婚している。特に東欧では年差が大きい。エストニアの場合、出産後6年以上たって結婚している。子供が小学校に上がるとき結婚するのだろうか?入学祝いと結婚祝いが同時になるのか?それはともかく、これは平均値だから、出産後10年くらいたってから結婚する人もい…
カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」 (集英社新書) 作者:室橋裕和 集英社 Amazon メニューを見れば、ランチはカレーとナンのセットで800円なり。マトンかチキンかシーフードか、10種類くらいから選べるようになっている。カレーを2つ付ければ950円だ。(中略) ネパール人経営のインド料理店に行くと、だいたいこのスタイルのメニューが、まるでテンプレートのように出てくるのはナゼか。カレー屋経営をプロデュースするコンサルタントのような存在がいるのだろうか、と思うほどの似通い方なのだ。(中略) この手の「ネパール人経営のインド料理店」が、いまや日本全国、津々浦々に大増殖している。日本人のエ…
画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『鳴かずのカッコウ』 手嶋 龍一 (著) 小学館文庫 のイラストブックレビューです。 梶壮太は、国際テロ班に所属する公安調査官。ジョギングの途中目にした看板から中国・北朝鮮・欧米の組織が複雑に絡んだきな臭い事案の調査を担当することに。同僚の西海帆稀とともに神戸の町で裏…
子育てに協力的な夫と言うけれど、 子育てに協力的な妻とは言いません。 同じように、 夫の育児参加とは言いますが、妻の育児参加とは言いませんよね。 これは、子育ては女がするもの、という無意識の偏見があるからじゃない? こういう無意識の偏見が考えることを阻害すると言っているのは、 『働く君に伝えたい「考える」の始め方』の著者・出口治明さんです。 そんな無意識の偏見ーアンコンシャス・バイアスーの中でも、 男女差別につながるものがとりわけ大きな問題だと言っています。 そして、日本社会にはこの手の偏見が多すぎると。 「男女差別こそが日本社会が抱えるあらゆる問題の根源である」と言い切るほど。 でも、ここま…
画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『怪物の木こり』 倉井 眉介 (著) 宝島社文庫 のイラストブックレビューです。 優秀な若き弁護士、二宮彰はサイコパス。これまでに感情を僅かでも動かすことなく、自分の邪魔になる人間を何人も殺してきた。しかし、ある夜二宮は怪物のマスクを被り、手斧を持った人物に突然襲われ…
紀伊國屋書店で「スリランカ」で検索したら出て来たマンガ。新刊。とりあえず買いました。 スリランカでカフェはじめました ~日本の常識は現地の非常識!?~ 【電子限定おまけ漫画付】 (本当にあった笑える話) 作者:東條さち子 ぶんか社 Amazon 装丁 久持正士+川内すみれ(hive&co.,ltd.)「本当にあった笑える話」2020年9月号~12月号 2021年1月号~12月号 2022年1月号~12月号掲載 +描き下ろし 電子版だと閉店後の新店舗探しの悪戦苦闘もおまけまんがとして描かれているそうです。2018年9月から2020年3月(2月の武漢から一か月後。世界中にコロナカ拡大)までの現地生…