失われる日本人の精神性に、将来を憂うブログ。 旧:うぃすぱー・ぼいす 日本は取り戻せるか!? 日本の面影はてなブックマーク- 日本の面影
1984年3月3日から1984年3月24日までNHK総合テレビで放送されたテレビドラマ。脚本は山田太一。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を主人公に、主に明治時代の日本を舞台としている。 後に舞台劇に脚色され、1993年に地人会制作で紀伊國屋ホールにて初演。
映画と原作 小説「異人たちとの夏」 映画「異人たちとの夏」 映画に登場する浅草 脚本家 山田太一さん 岸辺のアルバム ふぞろいの林檎たち 日本の面影 小説と映画 ゼロの焦点 小説と映画 映画化された小説 映画と原作 小説「異人たちとの夏」 手許にある一冊の文庫本。 異人たちとの夏(山田太一著、新潮文庫) 先月(2023年11月)亡くなった脚本家 山田太一さんの小説「異人たちとの夏」。 1988年の大林宣彦監督の映画「異人たちとの夏」の原作です。 映画を観てかなり経ってから、書店で偶然目に入り購入しました。 映画「異人たちとの夏」 小説を読み、レンタルビデオで映画を再度視聴。 www.youtu…
日本滞在一日目のことをラフカディオ・ハーンは次のように記している。「日本の通りを駆け抜ける初めての人力車の旅はとても愉快な、驚きに満ちた体験だった。まるで何もかも、小さな妖精の国のようだ。人も物もみんな小さく、風変わりで神秘的である。青い屋根の小さな家屋、青いのれんのかかった小さな店舗、その前で青い着物姿の小柄な売り子が微笑んでいる。見渡す限り幟が翻り、濃紺ののれんが揺れている。かなや漢字の美しく書かれたその神秘的な動きを見下ろしながら、最初は嬉しいほど奇妙な混乱を覚えていた。ーーーー看板の文字はたいてい縦書きで、布の上で波打っているか、金色の塗り板の上できらめいている。着物の多数を占める濃紺…
著者であるラフカディオ・ハーンは、1850年にギリシャで生まれ、1890年(明治23年)通信記者として来日した。その後、英語教師として松江に赴任し、翌年小泉節子と結婚した。1896年(明治29年)日本に帰化して小泉八雲と改名し、大学で、英語、英文学を講じる一方、日本人の内面や日本文化の本質を明らかにする作品を描き続けた方である。1904年(明治37年)没 私は、小泉八雲の作品である「怪談」などの再話文学を中学時代に読んだことがあるが、それ以外の作品は読んだことはなかった。中学時代に小泉八雲の著書を読んだきっかけは、中学時代の先生が小泉八雲を推薦したからである。しかし、当時、小泉八雲の怪談を読ん…
【『男たちの旅路』と鶴田浩二 (2)】
百九十九枚。大塔宮が赤坂城を脱出するところを書き始める。正季と正氏が帯同し、正氏は隠岐を脱出して再度倒幕の兵を起こす後醍醐天皇のもとへ大塔宮が馳せ参じるまでそのもとにいる。そのあと正成らも脱出したところでこの章を終える。あと三枚。 酒盛正の電子書籍 ↓ ↓ ↓ ↓ (表紙画像をクリック) books.rakuten.co.jp 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修行を全うしようとするが、そうして真摯に生きようとすればするほどこの世に生きる場を失う。良寛は身を屈め、大きな体を小さくして人の世を生き凌ぐ。ーーかくばかりうき世と知らばおく山の草にも木にもならましものを…
百九十六枚半。下赤坂城合戦の二日目にかかる。下赤坂城は株取山北側丘陵の丘上に主郭と二の郭と三の郭があって、主郭の北にある出郭だけが丘下にある。当然丘下の出郭が寄せ手の攻略目標になる。戦闘初日から激しい攻防があって、二日目の夜を待って主郭を守る越智衆を出郭から丘上へ撤収させた正成は、もはや数日と見て、かねてより算段していた城落ちの段取りを始める。わずか千に足るや足らずの兵をこめて、四万とも二万とも言われる敵勢を相手に勝てるとはもとより思っていない。旗印の主上がすでに捕らわれたこの期におよんでその倒幕の牒に諸国の勢力が救援に馳せつけるとも思えない。大塔宮も後日を期すことに異存はない。あと四、五枚で…
3月17日。朝、彦根から米原を経由して新幹線で岡山に移動します。岡山は父親が児島に単身赴任していたので週末に泊まりにいったような記憶もあるのですが、記憶があやふやなので今回一泊することにしました。宿は岡山駅前にとりましたが観光の目的は倉敷です。 倉敷ではまず大原美術館に行きました。大原美術館は小学校の高学年のころに来たことがあります。あのときは家族そしてひいおじいちゃんと一緒に三朝温泉に旅行に行く途中に立ち寄ったのでした。エル・グレコ、モネ、ピカソ、ゴーギャンなど。日本の工芸品を展示した工芸館もなかなか見ごたえがあります。 倉敷でもう1つ行きたかったのが美観地区に店を構える蟲文庫という古本屋さ…
百九十五枚。下赤坂城合戦の戦闘を書き始める。数万の攻撃軍と千ほどの守備軍の戦いなので、「太平記」などにあるような奇謀奇策の華々しい攻防戦はなく、わずか数日で寄せ手の一方的勝利でけりがついて、大塔宮も正成も命からがら城を落ちる。その脱出も、上記戦記譚にあるような馬を焼いて戦死を擬装したというような手の込んだものではなく、おそらく死体から笠印をとったりして戦場の混乱に紛れて逃れたものと思える。ほぼ決着がついて普段から面識のない諸国の兵がうろうろしている戦場ではそれがいちばん成功率が高い。二・二六事件のときに岡田総理邸を襲撃した蹶起部隊が岡田総理の顔を知らず、間違えて私設秘書の松尾伝蔵陸軍予備役大佐…
百九十二枚。さっきまでこのブログを打つのを忘れていて、下赤坂城を包囲した幕軍の陣容を書き終えて今日の仕事を終える。下赤坂城合戦をあと八枚から十枚で書いて四章を書き終える予定。はじめ主人公にするつもりだった足利尊氏がようやく脇役で登場する。 酒盛正の電子書籍 ↓ ↓ ↓ ↓ (表紙画像をクリック) books.rakuten.co.jp 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修行を全うしようとするが、そうして真摯に生きようとすればするほどこの世に生きる場を失う。良寛は身を屈め、大きな体を小さくして人の世を生き凌ぐ。ーーかくばかりうき世と知らばおく山の草にも木にもならま…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 日本列島はユーラシア大陸の東の最果てにあり、人が辿り着いた辺境である。 世界各地から文化と宗教、知識と技術は、海に囲まれた閉塞空間の日本に流れ込み、砂漠の水のように日本全土に染みこみ、その混沌とした状態の中から数万年前の旧石器時代・縄文時代、数千年前の弥生時代・古墳時代の時を経て生まれ出たのが日本文化で、その文化からヤマト王権=日本天皇、日本国、日本民族、日本神道が誕生した。 日本文化は混沌とした泥沼文化で、混沌とは腐葉土である。 ・ ・ ・ 日本列島は、国生み神話の「おのころじま…
百九十枚。下赤坂城合戦での楠木正成の奇謀奇策というのはあまり書く気がしない。そういうことにあまり興味がないし、じっさいにもそういう「太平記」の亜書の類に書かれているような奇抜なことはなかったろうと思われる。それよりも大塔宮や正成の思惑の絡みが反映した戦い方を丁寧に書きたい。 酒盛正の電子書籍 ↓ ↓ ↓ ↓ (表紙画像をクリック) books.rakuten.co.jp 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修行を全うしようとするが、そうして真摯に生きようとすればするほどこの世に生きる場を失う。良寛は身を屈め、大きな体を小さくして人の世を生き凌ぐ。ーーかくばかりうき…
百八十六枚。ここが底か。何もない地べたのようなところ。 酒盛正の電子書籍 ↓ ↓ ↓ ↓ (表紙画像をクリック) books.rakuten.co.jp 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修行を全うしようとするが、そうして真摯に生きようとすればするほどこの世に生きる場を失う。良寛は身を屈め、大きな体を小さくして人の世を生き凌ぐ。ーーかくばかりうき世と知らばおく山の草にも木にもならましものを 160円(税込み) https://books.rakuten.co.jp/rk/ddc41c421109369cac89713c17b5e8b9/?l-id=item-c-…
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百八十五枚。四章の残り三分の一、いよいよ下赤坂城合戦に入る。昨日、雨がちな中を国立まで遠出したので少し疲れている。 酒盛正の電子書籍 ↓ ↓ ↓ ↓ (表紙画像をクリック) books.rakuten.co.jp 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修行を全うしようとするが、そうして真摯に生きようとすればするほどこの世に生きる場を失う。良寛は身を屈め、大きな体を小さくして人の世を生き凌ぐ。ーーかくばかりうき世と知らばおく山の草にも木にもならましものを 160円(税込み) https://books.rakuten.co.jp/rk/ddc41c421109369c…
百八十二枚。ようやくいつもの作業手順に戻るが、ペースが戻るのはもう少し先。まだ先がながいので焦らない。ゆっくり書く。 酒盛正の電子書籍 ↓ ↓ ↓ ↓ (表紙画像をクリック) books.rakuten.co.jp 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修行を全うしようとするが、そうして真摯に生きようとすればするほどこの世に生きる場を失う。良寛は身を屈め、大きな体を小さくして人の世を生き凌ぐ。ーーかくばかりうき世と知らばおく山の草にも木にもならましものを 160円(税込み) https://books.rakuten.co.jp/rk/ddc41c421109369…
1950年代、世田谷区奥沢から三茶にかけてを舞台に、ロンドン帰りのスリランカ人画家デウェンドラサン දෙවොන්දරා සන්(38歳でしたか)と、近くのバー勤めの女性典子サン නොරිකෝ සන්(21歳だったか23歳だったか)のふたりの、恋と別れの物語です。スリランカでは記録的なベストセラーとなり、この作品がもとでシンハラ文藝界がまっぷたつに割れる大論争と不毛なDISり合いが始まり、一時シンハラ文学はペンペン草一本生えないほど荒廃したとか。 ともあれ、私は銀座通りを散歩するより寧ろ浅草に行く方が好きだった。昼夜を問わず後草は いつも祭りのように賑やかで至る所飾り付けられている。アーケードの…
春の嵐が去ったあとは落ち葉がちらかって、いっそさっぱりした感じがする。目の前のことを一つ々ゝかたづけていく。粘り着くのが本領の仕事なのでそういうさっぱり感は好きだ。 酒盛正の電子書籍 ↓ ↓ ↓ ↓ (表紙画像をクリック) books.rakuten.co.jp 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修行を全うしようとするが、そうして真摯に生きようとすればするほどこの世に生きる場を失う。良寛は身を屈め、大きな体を小さくして人の世を生き凌ぐ。ーーかくばかりうき世と知らばおく山の草にも木にもならましものを 160円(税込み) https://books.rakuten.…
大乗仏教のご本尊は宗派によってお釈迦さまであったり阿弥陀如来であったり大日如来であったりするが、仏教本来の本尊的なものは「ダンマ」であり、これを瞑想により一切の主観性や恣意性を排し己れを無にして覚った者をブッダと呼ぶ。仏教徒もインド人口の約八割を占めるヒンドゥー教徒も絶対的真理「ダンマ(法)」があることを信じて疑わない。あるに決まっていると思っている。いや、あるに決まっている。ないわけがない。 インド教とも呼ばれるヒンドゥー教について調べると次のようになっている。 インドの民族宗教。本来、宗教という狭い意味のみではなく、インドの伝統的・民族的な制度・慣習の総体の呼称で、宗教的・倫理的・社会的な…
百八十一枚。笠置山行宮陥落のあとの後醍醐天皇、大塔宮以下のうごきを時系列に整理してじっさいに書いてみて、当初おもっていたようではないようにおもえてきたので、前の七、八枚に少し手を入れることにする。手を入れたところがふくらむので、うしろへ押せ押せになって、この四章のうしろ三分の一で書くつもりだった後醍醐天皇の隠岐配流が次章へずれ込むことになる。まだ先のながい話なので慌てず、ちょっと寛いで団扇で胸元へ風を送り込むような心持ちで書く。 酒盛正の電子書籍 ↓ ↓ ↓ ↓ (表紙画像をクリック) books.rakuten.co.jp 曹洞宗の禅林で破門同然となった良寛は、越後へ帰郷して世俗の中で禅の修…